火災現場での解体作業
先日、火災によって大きな被害を受けた住宅の解体を行いました。屋根はすでに崩れ落ち、空が見えるほどの状態。通常であれば、屋根に上がって瓦を一枚ずつ手作業で外していくのが基本ですが、今回はその作業が不可能でした。
屋根の構造が著しく不安定な状態だったため、作業員が屋根に上がることは極めて危険です。そこで私たちは、安全を最優先に考え、瓦をつけたまま建物全体を取り壊すという判断をしました。その後、地上で一枚ずつ瓦を手作業で分別・撤去する作業を行いました。
私たち解体業者は、常に現場の状況を的確に見極めながら、安全かつ適切な方法で作業を進めています。どんな現場でも、最も大切にしているのは「人命の安全」です。